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180件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2020-12-03 第203回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号

ECCS、緊急炉心冷却水注入をされたと私は把握しております。  私はこのことを規制庁の方にレクでお話ししたんですけれども、これが進行すれば、美浜二号機のように伝熱管破断をし、高浜で、三、四号機で、今もう四割薄くなっています、これが破断をすることは考えなきゃいけない事故です。これがもし破断をした場合には、一次系の水がそこから漏れていきますね。

斉木武志

2017-03-17 第193回国会 衆議院 環境委員会 第5号

というのは、私自身は、原発メーカーに就職してから十三年間、主にECCS常用炉心冷却系統ポンプとか熱交換器、そういう機械関係を専門にずっとやってきたんですね。ほかの、例えば制御であるとか、電気関係設計であるとか、水質を管理する水処理関係とか、あるいは放射性廃棄物処理施設とか、そういうようなものについては全くど素人です。それから建築についてもですね。

小倉志郎

2014-04-25 第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号

格納容器破損防止対策を考えるに当たっては、やはり、炉心溶融をして、それがその格納容器に影響する可能性があるような事故の進展を想定する必要があるということで、このような、全交流電源喪失をする、さらに大破断LOCAECCS注入失敗格納容器スプレー注入も失敗するという想定をしているということでございます。  

櫻田道夫

2011-05-23 第177回国会 参議院 行政監視委員会 第4号

こういう割れ方というのは普通は高温ではないはずなんですけど、原子炉の場合には非常に熱い状態になりますけど、中性子で劣化した状態で、例えば緊急にECCS、つまり緊急炉心冷却系で水をばんと入れます。その瞬間に、熱衝撃と言うんですけれども、急激にぐっと締まるんですね。その段階で割れる可能性があるんです。

後藤政志

2011-05-11 第177回国会 衆議院 法務委員会 第10号

そのときに私が聞いていたのは、多重防護で、一番最後最後最後になっても、緊急炉心冷却、いわゆるECCSというものが働いて、どんと全部水浸しにしてとまってしまうので安全なんだと聞いていたら、今回、一番最初に聞いたのが、その緊急炉心冷却が使えない、全外部電源ブレークダウンでというので、本当に背筋が寒くなる思いがいたしました。  

江田五月

2011-04-20 第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号

実は、福島第一原発一号機運転開始三十周年記念文集というのがあるんですが、そこで、一号機の建設に携わった、元副社長で所長も務められた豊田正敏さんが、この方は一九五六年からやっているんですけれども、安全性については、緊急停止措置緊急炉心冷却装置ECCSなど、多重防護の徹底を期した、盲点は所内電源系だ、内部電源だ、その信頼性が意外に低く、系統構成の改善を図った、非常用電源のDGの信頼度が当初極めて低かった

吉井英勝

2011-04-13 第177回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

それで、消防車が駆けつけて、消防車の力をかりて真水を入れるのか、海水を入れるのかという判断にかかわってくるんですが、改めて枝野長官に伺っておきますが、当初は、ECCSがだめになっても、圧力容器真水を注水するライン、そこには消火栓、消防配管も活用して真水注入するということも最初は検討していたんじゃありませんか。

吉井英勝

2010-11-26 第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号

まず政府参考人に伺っておきたいのは、PWRの再循環ポンプECCSにかかわるバルブなど、本来溶接検査をしなければならないのに検査していなかったものは、PWR、BWR、濃縮ウランプラントなどでそれぞれ何件あったのか、数字を伺っておきたいと思います。     〔委員長退席、平(智)委員長代理着席

吉井英勝

2010-11-26 第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号

それで、大畠大臣にもう一つお聞きしておきたいのは、検査漏れ箇所にかかわって、ECCSバルブの弁の破損とか再循環ポンプ溶接部応力腐食割れの問題などは従来からよくあるわけですが、これは、破損する場所とか規模によっては過酷事故にもつながりかねない重大な問題を持っているからこそ、致命的な問題を持っているからこそ、定期点検のときにきちんと検査しなさいと義務づけているんじゃありませんか。

吉井英勝

2010-04-09 第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号

吉井委員 これはこれまでから随分議論もしているんですが、多重防護機器そのものが、さっきも言いましたように、ECCSが働くためには弁がぽんとあかなきゃいけないんですね。肝心の弁を上げるための、弁棒といいますが、これが折損しておった例とか、そういう例は無数にあるわけですよ。とりわけ老朽化すればするほど、それが問題になるんです。  

吉井英勝

2007-11-07 第168回国会 衆議院 内閣委員会 第6号

それから、ECCSが作動するから大丈夫という話も、実は、ECCSを作動させるバルブの、弁体そのものを上げなきゃいけないんですが、その弁棒が折損していたという事故もこれまでにありますから、老朽化してくる中で巨大地震動がかかったときにどういう問題が起こるかということは、本当に深刻に考えておく必要がある。  

吉井英勝

2007-10-24 第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号

吉井委員 最悪の場合は、原子炉の暴走とか炉心溶融とか考えなきゃいけないので、それでECCSが働くといっても、大量に冷却水喪失となってしまうときに、そう簡単にいく話じゃないというのはわかった上でのお話だと思うんです。だから、非常に深刻なことになるということをまず考えなきゃいけない。  

吉井英勝

2007-10-24 第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号

なお、一般論といたしまして、御存じのように、原子力発電所におきましては、安全審査においては、最大級の一次系配管破断したことを想定して、ECCS等がどのように働いて最終的に原子炉の安全が確保されるのかということを、また、安全が確保される設計となっているかどうかというものを安全審査において確認をしているわけでございます。  

薦田康久

2007-04-25 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第15号

これも、せんだってこの委員会で質問しましたが、臨界事故とか、それからECCSが作動するような事故、圧力逃がし弁がぼんと開くような事故、そういう異常事態が発生したときには、普通でいったら、これは原発にとっては深刻な話ですから、私は、当然、電力会社社長にまで報告が行って当たり前のものだと思いますし、そんなことを社長にも報告しないようではとんでもない話だと思うんです。  

吉井英勝

2007-02-21 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

次に、東京電力の原発法定検査データ改ざんというのが一九七七年から二〇〇二年まで、国の検査の中で百九十九件の改ざんがあったということですが、とりわけ深刻なのは、やはりあの九二年の五月の、柏崎刈羽原発一号機のECCSの非常用ポンプ故障を偽装するために制御電源を操作して国の検査に合格してきたということが発表されたことだと思うんです。  

吉井英勝

2002-10-31 第155回国会 参議院 経済産業委員会 第2号

政府参考人佐々木宜彦君) 福島第一原子力発電所原子炉設置許可申請書におきましては、格納容器設計漏えい率は、今、先生お話しのとおり、〇・五%・パー・日を前提といたしまして、これに冷却材喪失事故、再循環系配管完全破断、また同時に外部電源喪失を仮定し、またECCS系も一系統故障を仮定する、こうした計算評価によりまして、敷地境界におけます被曝の評価結果は、実効の線量当量で〇・〇一一ミリシーベルト

佐々木宜彦

2001-11-28 第153回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

佐々木政府参考人 今回配管破断がありました箇所は、ECCS系の一つであります高圧注入系でございます。原子炉の安全の確保は多重設計をされております。そういう意味で、高圧注入系を含めて全部で五系統ございます。したがいまして、今回破断事故が起こりました瞬時に、高圧注入系は隔離をされまして、その機能が果たせないということでございます。

佐々木宜彦

1999-11-24 第146回国会 衆議院 科学技術委員会公聴会 第1号

過酷事故状態、これはどういうときに起こるかといいますと、TMIの事故のときがその典型でございますが、せっかく動いたECCSバルブを締めてしまった、ECCSの水をとめてしまったということが原因でありまして、要するに、運転員の誤操作が何度も重なりますとそういう過酷事故になるおそれがある。

能澤正雄